話題のTENETを池袋グランドシネマサンシャインで観てきた。
TENETはとてもおもしろかったのだが、今回の一番感動したのはIMAXである。
IMAXとは
『IMAX』(アイマックス、英: IMAX)は、 カナダのIMAX社(英語版)が開発した動画フィルムの規格及びその映写システムである。通常の映画で使用されるフィルムよりも大きなサイズの映像を記録・上映出来る。IMAXフォーマットで撮影され上映される作品もあるが、通常の映画作品をアップコンバートし、IMAX用の映画館(IMAXシアター)で上映することもある。この方式をIMAX DMRと呼ぶが、画面サイズの縦横比は従来通りの場合もある。IMAXシアターは常設館のほか、イベントなどの特設会場で採用されることもある。
WIKI
言ってしまえば、画面がかなりデカイ。
そのデカイの差がとてつもなく大きい。
IMAXフィルムという超高価で特別なフィルムで撮影したもの。
映像も8K以上と超キレイ。
映像のフォーマットをIMAX用に変換したものもある。
画面がデカイと何が違うのか
私は一度、プラネタリウムで映像作品の「HIRUKO」を観たことがある。
HIRUKO観てきました。舞踏とドーム映像が初めての経験でしたが、不思議で最高の作品でした。視界がほとんど画面なので没入感があり、映像と自分の境界が無くなっていく感覚は他では味わえないと思う。あとでブログに書き残しておきたい
— ひがし (@osamurai_ne_jp) September 16, 2019
プラネタリウムで映像を見るのは初めての体験で、視界全てが画面だった。
この感覚は特別で、自分と映像が混ざっていく感じで、自分がどこにいるのかわからなくなるってくる。
それだけ、視界の占有率と自分の意識は関係しているのだろう。
映画を楽しめるかは、どこまで映画の世界に入り込めるかがポイント。
もちろん、ストーリーもそうだが、視界も大事な要素である。
映画観では部屋を暗くし、映像以外に目がいかないようにしているのはその為だろう。
ちなみに、HIRUKOの感想ブログは書いていない・・・
IMAX用に撮られた映像をIMAXで観ない問題点
ではどのくらいデカイのか?
一般的なスクリーンの縦横の比率は「2.35:1」
IMAXフィルムで撮られた映像は「1.43:1」
ただスクリーンサイズが大きいのではなく、比率が違うのだ。
比率が違うと、上記のように映像の切り抜き方がまったく違ってくる。
これもIMAXで良い点だ。
黄金比や白銀比など、縦横の比率の違いで、観ている人の印象が変わる。
与えたい印象を普通のスクリーンでは表現できない方法でアプローチできる。
IMAXフィルムで撮られた映像を一般的なスクリーンで流す時、当然比率が違うので、上下のは映し出されない。
監督が本来見せたかった映像が楽しめないのだ。
IMAXの種類っていっぱいあるけど
現在は「IMAXデジタルシアター」、「IMAXレーザー」、「IMAXレーザー/GTテクノロジー」の3種類あり、最高の設備は「IMAXレーザー/GTテクノロジー」だ。
IMAXデジタルシアター
- 2K映像
- 5chサウンドシステム
IMAXレーザー
- 4K映像
- 12chサウンドシステム
IMAXレーザー/GTテクノロジー
- 4Kツインレーザープロジェクター
- 12chサウンドシステム
- IMAXフィルムと同じ1.43:1サイズでの上映が可能
まとめ
いかがだったろうか?
私は、一度IMAXレーザー/GTテクノロジーを味わってしまったので、以前には戻れない体になってしまった。
この感動は体感しないと味わえない。
是非知識ではなく、体感して欲しいと思う。